片野萬右衛門は、文化6年(1809年)岐阜県輪之内町五反郷に生まれました。明治改修計画を作成したヨハネス・デ・レーケとも親交があり、明治14年(1881年)8月18日にはデ・レーケが萬右衛門を訪問しています。 治水の功績が称えられ、顕彰碑が輪之内町の大藪大橋の上流、長良川右岸堤防の横に大榑川洗堰碑と並んで建立されています。片野家に遺された治水関係資料は、子孫の知二氏によって、四郷の自宅において「片野記念館」として公開されています。